こんにちは、tukki もしくは 紅茶つけ麺 です。
前回のあらすじ
地獄の暴走召喚。
というわけで早速闇鍋をするよ。
準備
鍋に投入する順番も当然ダイスで決めます。
1d8を振って全ての出目が出るまで延々振り続けます。
ダイスロールの結果
切り昆布→きなこおこし→清酒→グレープフルーツ→ミックスナッツ→ネクター→スキムミルク→チキンライス
の順番で鍋に投入して行くことになりました。
それと今回は強力な協力者も用意致しました。僕はひとりじゃない。
まずは協力者1 はと麦茶。昨日作ったばかりで1.8Lある頼れる相棒。一緒に頑張ろう。
2人目の協力者は味ぽん。鍋の強力な味方だ。
お次はごまだれ。しゃぶしゃぶだとポン酢よりごまだれ派です。
そして生卵(3%引)。出番はないかもしれないけど、共に頑張ろう。
そして最後に、「全てがダメだった時に食べる好物」としてチーズケーキを買いました。これで心も体もケアしていきたい。
闇鍋開始
相方も紹介し終えたところでいよいよ闇鍋を作ります。
もちろん一人とはいえ闇鍋のルーティンをしないわけにはいきません。
部屋の照明を落として真っ暗にします。唯一、Twitterで実況している手元の端末の明かりのみがある状態ですが、決して画面を鍋の方へ向けないので手元以外は何も見えません。
切り昆布
闇の中でパックを剥がすのもなかなかの至難の業。昆布を適当に鍋に入れます。
もちろん、上記具材以外は何も追加する気がないので現状は昆布が熱されているだけです。すごい磯臭い。
きなこおこし
結構量があるので鍋に入るのは半分くらいです。1つの大きさが思った以上にあるので、適当に散らばってくれませんが仕方ありません。あと鍋からすごいジュージュー音が聞こえてきます。鍋ってこんな音するんだっけな…。
清酒
ついに液体が入ります。めんどくさいので全部(300ml)入れちゃいます。入れた瞬間にジュワァみたいな音が出ましたが、真っ暗で何も見えないので問題ありません。
グレープフルーツ
さすがに皮ごと入れるわけにもいかないので真っ暗な中グレープフルーツを剥いて適当に割って鍋に入れていきます。この後ずっと手からグレープフルーツの匂いがするようになります。
ミックスナッツ
ミックスナッツも結構な量があるので気持ち半分くらいを鍋に投入していきます。こころなしか柑橘系の匂いが鍋の方から漂ってきますが真っ暗で分かりません。
ネクター
ネクターも丸々1本(320ml)入れてしまいます。よく分かりませんが、だいぶ液体で満たされてきたと思います。そして沸騰しているような音が聞こえてきました。煮えてる?
スキムミルク
適量が分からない(暗くてパッケージも読めない)のでレンゲで3杯くらい掬って鍋にばらまいていきます。というかスキムミルクめちゃくちゃ多いな…。これ使いきれるかな…。
チキンライス
いよいよラストの食材、チキンライスです。冷蔵庫に入れてたのでヒエッヒエで固まっていますが、鍋に入れるので問題ありません。一気に鍋に入れました。
煮る
蓋をして煮えるのを待ってから完成です。本当に煮えるのかどうか不安な気持ちもありますが、時折蓋がカタカタしているのが聞こえるのできっと大丈夫でしょう。10分くらい待ってから実食していきましょう。
それとこの時点で鍋の方から異様な、形容し難い匂いがしています。ドッグフードの袋の中みたいな匂いがします。
なんやかんやしているうちに10分経ったので蓋を開けてみます。蓋を取った瞬間に湯気のようなものに触れた気がするのできっと煮えています。
実食
取皿に具材をよそっていきましょう。早速レンゲで鍋から具材を回収しようとしたら「デロッ…」みたいな感触に当たりました。え、どうなってる?どうなってんの?
それとレンゲにやたらでかい具材が乗りました。これなんだろう…。
それでは いただきます!
箸でなんか小さい具材をつまみました。硬い。
あったかいアーモンドです。ミックスナッツに入ってたアーモンドを引き当てました。アーモンド、全然味が変わってない。これ普通のアーモンドだ。
アーモンドは我が強い。みなさんこれは覚えて帰ってください。
取皿の面積のほとんどを占めている謎の具材も食べてみます。
あっっっつ!!!!熱い!汁が熱い!!! これあったかいグレープフルーツだ!
元々のグレープフルーツの中身の分厚い皮と溢れ出す熱された果汁で噛んだ瞬間に熱い果汁が口内に弾けだす最悪の具材になっています。果汁自体はグレープフルーツの味がします。柑橘系なので意外と温めても違和感がない味がしますね。そしてグレープフルーツも我が強いですね。
取皿の底に溜まっているデロッとした液体も食べてみます。
…これ分かってましたけどリゾットですね。今までに食べたことがない味がします。
闇鍋の正体を暴く
取皿の分は食べ終わったので照明をつけます。
鍋の画像なんですが、あの、お食事中の方もいらっしゃると思うのでワンクッション置かせていただきます。いや、これも僕の晩ごはんなんですけどね?
きなこおこしが見当たりません。どこに行ったんだ…?
グレープフルーツの見た目があまりにも禍々しい。
そしてところどころに浮いている白いもの、これ溶け残ったスキムミルクですね。
ぶよぶよしていてヤバい感じを醸し出しています。味が全くしないのも怖い。
あと全体的に味を乱している存在も分かりました。スキムミルクです。
何勝手にまろやかっぽい雰囲気を醸し出してるんだ。チームを乱すな。
(鍋ンジャーズって言われて少し笑ってました)
食べてない具材も食べていきます。と言ってもあとは昆布ぐらいですが。
昆布もそこそこ我が強いので昆布の味がします。しかし、汁と合わさると昆布が負けて全ての味がまずい汁の味になります。負けてないで、君出汁になるんだから負けないで。
汁を改めて食べるとすっごいまずい。スキムミルクとグレープフルーツがタッグを組んで食べる度に吐き気を誘発してきます。3回に1回くらいはえずく。
食べ勧めるには最高の仲間達の力を借りるしかありません。たすけてポン酢。
ポン酢をかけると若干ポン酢味になって食べれます。いける!
ポン酢敗北
グレープフルーツに飲み込まれました。正確にはグレープフルーツと一緒にスキムミルクとタッグを組み始めました。俺を裏切らないで…。
ポン酢が裏切ってしまったのでごまだれにしました。
ごまだれの濃厚な風味が決め手となり、かなり食べ進めることができました。
ただ、ごまだれでも五分五分となり油断するとスキムミルクが襲ってきます。
まだマシなミックスナッツでリフレッシュしつつ、はと麦茶で流し込む。
「僕はなんで拷問を受けているんだ…?」と考えながらも食べ進めていけました。
今日とっても寒い中出勤して、すっごくお腹を空かして帰ってこの仕打ちは拷問でしょ。
終盤は「嫌じゃ…こんなもので腹を満たしとうない…」となっていました。
後片付け
鍋からすごい匂いがしたので頑張って洗ったのですが、鍋に染み付いていました。
もう匂い嗅ぐだけで吐きそうになってるので勘弁してほしい。
30分くらいキュキュットに浸けていたら、なんとか匂いが落ちてミックスベリーの香りになりました。浸け置きは最強。
口内環境も最悪なので後藤散のど飴と余ってたミックスナッツでなんとか上書きできました。
まとめ
鍋にスキムミルクとグレープフルーツは絶対に入れるな。
あと余ったきなこおこしを食べて気が付いたのですが、消えたきなこおこしはどうやらスープに溶けていたようで真の黒幕はきなこおこしの可能性が高いです。
きなこおこしも鍋に入れてはいけない。
ダイスの女神に人を労る心はないので、みんなは闇鍋をする時は必ず人の心を持った複数人で囲んで相手を思いやった食材を選んでください。こんな激ヤバリゾットを作るのは僕で最後にしたい…。
でもまぁ最悪な形で一つ夢が叶ったのでよしとしましょう!もう二度とやらんけど!