元祖 紅茶つけ麺亭

Twitterのおまけのやつ

一人ダイス"薄暗い光"鍋

こんにちは tukki または 紅茶つけ麺です。

 

冬といえば鍋ですよね。煮込むだけで良し、洗い物も最小限で済む、味変が楽で飽きない。実家にいた時もそこそこ頻度高かったのですが、一人暮らしだと鍋の頻度が高くなります。登板過多の中継ぎ投手並みの頻度で晩御飯が鍋になります。 

 

前回、もう二度とやらないって言ったんですけどまたやります。

しかし今回は、自分で食材を選びます。ダイスに食材なんか選ばせたらヤバい事は前回学びました。なので今回は「闇鍋」ではないけど「闇鍋っぽいなにか」という事になるので「薄暗い光鍋」という名前で作っていきます。微かに光が見えた気がしたんだ。

 

という訳で今回は

「1d50」を振って該当する50音から始まる、「1d6+2」文字の食材を使って鍋をします。

 

 

 ルール

ダイスを振って出た条件に合致する食材を自分で選ぶ事にしました。偶然通話に居た友人3人と共に知恵を出し合ってマシな食材を選んでいきます。

 

50音表で「や行」に「い」と「お」、「わ行」に「ゐ(い)」と「う」と「ゑ(え)」を追加して、「ん」を除外して50音としました。例えば1d50で26が出ると「は」が該当になります。「い」が多くなってしまいますが致し方なしです。言うほど出ないし。余談ですけど、[五十音 数字]で検索すると暗号の記事がたくさん出てきます。

「が」や「ぱ」などの濁音、半濁音は任意に使用できる事にしました。うまくダイスに落とし込めなかったのと、ペから始まる7文字の食べ物とか来たら詰む気がしたからです。あるかもしれないけど、それを鍋に入れるんだからな。

 

文字数に関しては何回か試行錯誤したんですが、あまりに短い、もしくは長いと該当する食材が存在しなくなるので、この辺が妥当じゃないかという結論に至りました。3の場合は3文字以下、8の場合は8文字以上という柔軟性も持たせました。

 

何回かデモンストレーションでやってみましたが、「ね」から始まる「8文字以上の食べ物」で「ネスカフェゴールドブレンド」だったり、「お」から始まる「5文字の食材」で「おっとっと」になったり、十分ヤバくなる要素は出る事を再確認しました。

 

食材の決定

鍋の汁はこちらのサイトから1d46を振って決めていきます。

1d46→9

ミツカン 〆まで美味しい 地鶏塩ちゃんこ鍋つゆ ストレート」に決定!

 

食材の数も前回同様

1d4+3品目で決めていきます。

1d4+3→1+3→4

4品目に決定!

 

1品目

 1d50→29

「へ」

1d6+2→4+2→6

「6文字」

 

へ…?へってなに??

「北京ダック」「べっこうあめ」「ペプシコーラ」などのヤバい食材の案が出ましたが、「紅生姜」を選択しました。生姜だし煮ても大丈夫なはず…。

 

2品目

1d50→36

「や」

1d6+2→5+2→7

「7文字」

 

ヤンバルクイナとかいう意見が出ましたが食えるか

難産でしたが、「ヤゲン軟骨」を選択しました。鍋に肉が入っている…!

 

3品目

1d50→6

「か」

1d6+2→3+2→5

「5文字」

 

選択肢が一番広かった。「鰹節」「貝柱」などの意見も出て貝柱に関してはお家にずっと放置されてた貝柱の缶詰もあったのですが、「がんもどき」を選択しました。初めて鍋に入っている食材を選んだ気がします。

 

4品目

1d50→11

「さ」

1d6+2→5+2→7

「7文字」

 

「砂糖醤油」「サッポロポテト」「サトウのごはん」などの絶妙なラインの食材を提案されましたが「刺身醤油」を選択しました。塩味の鍋に醤油を…?

 

ここで「刺身醤油は調味料だし品目に加えるのはダメじゃない?」という意見が出たので食材を追加します。

 

5品目

1d50→1

「あ」

1d6+2→1+2→3

「3文字以下」

 

「あんこ」だけは絶対に避けたいので「あおさ」を選びました。意外と選択肢がない。

 

これで食材が決まりました。実際に鍋を作っていきましょう。

 

調理

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前回より相当マシなラインナップ

あおさのみ家にあった使いかけ(108円)でしたが、紅生姜(99円)、がんもどき(139円の20%OFFで111円)、刺身醤油(198円)、ヤゲン軟骨(冷凍)(186円)、塩ちゃんこ鍋(258円)と、相当リーズナブルな食材ばかりです。デモンストレーションではてっさとか出た癖にな。

 

薄暗い光鍋という事で部屋も薄暗くしておきましょう。

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豆電球状態 この状態だと寝れない

 

なるべく普通に作りたいので通常の手順で入れていきます。火が通りにくそうなヤゲン軟骨から投入していきます。

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前回と違ってちゃんと見える

 

がんもどき、紅生姜、あおさを入れて刺身醤油も投入していきます。

適量が分からないので適当に入れていきます。

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手元が見えないのでブレてても分からない

 

10分くらい煮て完成です。前回より食べ物っぽい!

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食べれそうな見た目をしている

 

実食

うん、おいしそうじゃないか。あんまよく見えないけど。

 

いただきます!

 

 しょっっっっっぱい!しょっぱ!ログインボーナスが1000くらいのゲーム内通貨だった時並みのしょっぱさ。紅生姜がすっごいシャキシャキしてる。というか紅生姜の匂いがすっごいする。刺身醤油を入れた時は「なんか寿司屋みたいな匂いがするな…」だったのに…

ヤゲン軟骨はちゃんと火が通ってるので大丈夫そう。コリコリしていて普通に食える。いや、普通に食えるってのは大事なんですよ。前回は普通に食える食材なんて無かったから…。

 

というわけでここで部屋を明るくします。なぜなら食べにくいから。

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意外とおいしそう

普通に鍋っぽい鍋だ。普通っていうのはすごい…すごい良いことなんだ…。

がんもどきも食べます。賞味期限が1日過ぎてましたが多分大丈夫でしょう。

 

 

がんもどき…おいしい…。えっ、これがおいしいという感情…?

ランダム鍋でおいしいという感想が出ると思ってなかったのでびっくりしました。味はごく普通のがんもどきの味なんですけど、汁に影響されてないせいかすごいおいしく感じます。おでんの好きな具材ランキング急上昇するレベルでおいしい。ちなみにおでんの好きな具材1位はロールキャベツです。

 

あおさなんですが、鍋の縁に張り付いています。あおさ析出しちゃった??

そしてあおさの味が全くしない。しょっぱい味しかしない。紅生姜強すぎない?

 

とはいえ、前回と比べればよっぽど食事らしい食事です。全部が「まぁ食えないことはないな」ってなるし、吐き気はしないし。素晴らしい。

 

まとめ

100点満点で35点くらいの味でした。この内の30点分はがんもどきのおかげです。

鍋に入れるべき具材は間違いなくがんもどき。この冬はがんもどきで乗り切ろう。